向後千里ゼミ■特任教授
和食をもっとおいしく楽しむためには
食具が与える料理への影響
食が多様化してきている昨今。みなさんは家庭で食事をする際には、どのような器を使用していますか？普段使用している器にあまりこだわりはなく、和?洋の器を組み合わせて使っているという方も多いのではないでしょうか。和食器は、食材の新鮮さや料理の美味しさを引き立てるだけでなく、視覚的にも日本の美を感じさせる役割を果たします。本研究では、器の素材、形状、色、模様などが食卓にどのような影響を与えるのかを考察し、洋食器とは異なる和の魅力を探りながら、新たな和食器の可能性を提案し、和食器の奥深さを再発見していきます。食卓に和食器を取り入れて食事を楽しんでみませんか？
普段着のテーブルコーディネート
食具が与える料理への影響
テーブルコーディネートというと、結婚式やパーティーなど、特別な日の華やかな演出を思い浮かべませんか？しかし、毎日の食卓にも少しの工夫を加えることで、心地よく楽しい雰囲気を演出することができます。本研究では、食具の色?形?模様が食卓に与える印象に注目し、「普段着」のような感覚で楽しめる日常のテーブルコーディネートの方法を提案します。お気に入りの服を選ぶように、気負わず自然体でコーディネートを楽しむことで食卓もより自分らしい空間になります。毎日の食事時間をより豊かで特別なものにする為のヒントを見つけることで日々の食事がもっと楽しみになるはずです。